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■自動車税のグリーン化税制概要

１．燃費性能等の優れた自動車（軽課）
■令和２年４月１日から令和３年３月３１日までの間に
新車新規登録された自動車で、電気自動車や、次の排出ガス基準及び燃料基準の両方 を満たすものについては、令和３年度１年間に限り、自動車税がおおむね７５％又 は５０％軽減されます。
（地方税法附則第１２条の３第２項、第３項）

[令和３年度に対象となる自動車：令和２年度の新車新規登録自動車のうち以下のもの］
(1)．７５％軽減されるもの
・電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリット自動車、一定のクリーンディーゼル乗用車及び一定の天然ガス自動車、並びに平成３０年排出ガス基準５０％低減または平成１７年排出ガス基準７５％低減かつ平成３２年度燃費基準３０％向上車

(2)．５０％軽減されるもの
・平成３０年排出ガス基準５０％低減または平成１７年排出ガス基準７５％低減かつ平成３２年度燃費基準１０％向上車

備考：各燃費基準の達成状況は、自動車検査証（車検証）の備考欄に記載されています。

■グリーン化税制により平成３０年度の自動車税が軽減されていた自動車については、平成３１年度から本来の税率が適用されます。

２．一定年数を経過した自動車（重課）
■新車新規登録から一定の年数を経過した自動車について、自動車税をおおむね１０％又は１５％高くする特別措置が講じられています。
（地方税法附則第１２条の３第１項）

■具体的には新車新規登録からの年数が１３年を経過したガソリン車（ハイブリッド車を除く。）・ＬＰＧ車及び１１年を経過したディーゼル車について、これらの年数を経過した年度の翌年度以降の各年度に継続して適応されます。

■平成３１年度は、自動車検査証（車検証）の初年度が平成１８年３月以前のガソリン車（ハイブリッド車を除く。）ＬＰＧ車及び平成２０年３月以前のディーゼル車について自動車税がおおむね１０％又は１５％高くなります。

１０％・・・バス、トラック（重課）
１５％・・・乗用車（重課）